昨年よりちょろちょろと気になっていた陰陽座。
もはや私の中で「兄さん」と言えば紫のジジイではなく,瞬火(またたび)氏のことである。
運良くチケットが手に入ったので,クリスマスイブの夜,カップルだらけのお台場に初めての陰陽座を見るべく意気揚々と乗り込みました。
【予習】
・メンバーは5人。リーダーの瞬火氏はベースを操りながらボーカルをこなす。
・ボーカルにもう1人,女性の黒猫嬢。歌唱力高いとの評判。
・ツインギター長身の方が狩姦(かるかん)氏,プチな方が招鬼(まねき)氏。
・招鬼氏は瞬火氏の弟(「実」のね。腹違いの種違いとかではない)。
・ドラムは斗羅(とら)氏。自分の額の生え際が上がり気味なのをネタに自己紹介をする。
・「河童おどり」という曲では,扇子が必要なので,入手しなければならない(\2500!)。
・瞬火氏のMCは非常にグダグダであるらしい。
そんなことを楽しみにしながら,迎えた当日…
買うのは悔しいと思って用意しておいた100均の扇子,出かける直前見つからなくなってしまい,家を出るのが遅れる。
挙句に,Zepp Tokyoの最寄り駅はゆりかもめ「青海」駅なのに,「お台場である」ということだけが脳内で先走ってしまい,
思いっきり2つ前の駅「お台場海浜公園」駅にて下車。路頭に迷う。
しかもそのお台場何とかっていう駅,有名な買い物スポットがあるから人多すぎ!
結局わからなくなって,近くのショップの店員さんに「Zeppどこすか?」って涙目で聞くんだけど,誰も知らないの!
…おーだーいーばーだーろーよー!!!ヽ(#`Д´)ノ
結局ショッピングモールのインフォメーションまで行って教えてもらった。「ここから歩いて10分」だと!
…ならば走る!ヽ(`Д´;)ノ゛====3
やっとのことで到着したZepp,いつもなら混みあっているエントランス付近は,だあれもいませんでした_| ̄|○;;
時計を見ると,開演時刻から約30分が経過。こないだのナイトメアなんて,30分くらいの遅れはザラだっていうのに,さすが兄さん,会社員経験者だけあって時間には厳しいのですねごめんなさい。
あとで某掲示板にて知ったセットリストを見ると,私が到着した時点ですでに5・6曲は終わっていて,しかも着いたらすぐ「河童おどり」が始まって,
…今日の遅刻の原因の一つである「扇子」,折角持ってきたのに出しそびれました・゚・(ノД`;)・゚・
陰陽座ライブ名物「兄さんのグダグダMC」。今回はクリスマスに準えたものが多かったです。以下瞬火語録。
「次にやる曲は,クリスマスイブにふさわしい曲ではないんですけどもー,『塗り壁』っていう曲をー」「っていうか我々クリスマスにふさわしい曲なんて1つもないんですが」
「皆さんこうやって大事なクリスマスイブにですよ,我々陰陽座と過ごすことにしてくれたわけですが,ねえ,この辺(お台場)今日はカップルばっかりでねぇ。電飾に群がってるのとか。」
「こんな日にライブやるなんて,ホント陰陽座は空気読めないバンドというか,KYです。KY,KYKです!とんかつとんかつKYK!って,あ?知ってます?
でも今話してるKYKっていうのはとんかつのことじゃないです。KYK=『空気読まざることクモの如し』っていう意味で。
クモって空にある雲じゃないですよ,スパイダーの方でして…
(ここから『八幡浜の実家の方がスキだけど,東京の家の方がスキ,と言えることが一つだけある。それは蜘蛛がいない,ということ。なのに先日,家で鍋を食べようとしたら白菜の上に蜘蛛が1匹。きゃああああと言いつつ退治した後,改めて鍋に取り組んだら,その白菜の裏にも蜘蛛がいた。蜘蛛,空気読めよ』というようなハナシが延々と続く)。
「ねえ,何でお前らライブ来るの?輸入盤のCDだったら2枚は買えるようなお金払って,しかも今日みたいな日に…。家にいてCD聞いてたっていいわけでしょ?ねえ,なんで?」
「じゃあうちらは何でライブをやっているかと言うと,陰陽座というバンドが生きているからなんですね。ねえ,こんな日にわざわざ出かけなくても,家にいてCD聞いたっていいわけじゃないですか。
でもね,CDってのは僕らが死んでも,とりあえずカタチは残る。でもライブってのは死んだら当然できないわけで。それを見るために,こんな日にこうやってわざわざ足を運んでくれたわけで…」
で,結局最後はいつもハナシがまとまんなくなって,
「ありがとうございましたーーーーーっ!」
って叫んで次の曲,ってパターン(笑)。
本編は1時間半強?で終了。とりあえず,アンコール。
「アンコールありがとー!!でもホントはお前ら今日はこの後何かあるんだろ?『大丈夫~9時ごろには終わるから~』とか家で言ってきたんだろ?誰か待ってんだろ?
ホントね,都合悪いヤツはこっそり出てっていいからね。止めないから」
2・3曲やる。終わる。
またアンコール。みんなTシャツに着替えて出てくる。1曲やる。終わる。
またもアンコールにて登場。アンコール4回か!?
「お前ら知らないぞ。この後何時までやるかわかんないからな。このアンコールはホント何時までかかるかわかんない。」「帰んなきゃいけないヤツはこっそり出てって全然かまわないから!」
「じゃあもうホントに最後の曲。(「悪路王」という曲をやるのに)悪路…えっ?あくろ何?(客「おーう!」)え?聞こえない。アクロなに?(客「オーーーーー!」)」
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ってカンジで結局終わったのは9時を過ぎていました。おなかいっぱい。
チケット代の半分以上はこのぐだぐだMCに費やされるような気もしないわけではないですが,非常に楽しかったです。
個人的に気になったのは,黒猫嬢の高音。
女性の声(ユッキは別)がするライブに行ったのは久しぶりだったせいもあって,かなり耳に堪えました。あんま,心地よいとは思えなかったです。
そして演奏中,下手ギターの弟・招鬼氏に絡む兄・瞬火氏。2人の身長差(20センチ強)も然ることながら,あまりの接近具合に,
…招鬼が喰われるぅ!
と心配になったのは私だけじゃないと思います。